高級旅館のサウナ導入プロデュース

古民家とバレルサウナの融合

株式会社 紀伊乃国屋が運営する紀伊乃国屋本館「はなれ 橘」(千葉県安房郡鋸南町)に、totonoüのエストニア産のバレルサウナを導入プロデュースさせていただきました。

千葉県鋸南町は南房総に位置し、鋸山や保田川沿いの頼朝桜でも知られ、アクアラインを使用すれば都心から1時間強で行ける海沿いの街です。のどかな街と舌鼓を打つ海鮮料理とともにバレルサウナの魅力を存分に楽しんでいただけることとなりました。



今回は古民家をリノベーションした旅館への導入ということで、totonoüのバレルサウナ自体は既存の大きさのものを輸入していただき、施工現場での塗装によって風合いを統一するという、古民家のコンセプトを生かしたデザインになりました。古民家とバレルサウナ、日本とエストニアの文化とデザインの融合をはかりました。

サウナ動線への配慮

縁側からと寝室からの動線にデッキがあり、そのデッキの高さとバレルサウナの入り口の高さを合わせ、より統一感がとれて自然にサウナへと引き込まれるように設計されております。
バレルサウナからの動線の配慮は、紀伊乃国屋・蛭田社長や、プロジェクトに携わる設計士と共に実際にサウナ施設をまわり、最良の動線を話し合いました。
水風呂(井戸水を組み上げた掛け流し)から外気浴の休憩場所、温泉と、サウナ愛好家であれば、ご覧いただいた瞬間にその魅力を感じ取っていただけます。

ロウリュと運用力のあるストーブ

バレルサウナの内部は、両壁にベンチを配置するレイアウトで、少し低めの座面となっており、サウナ初心者の方でも入りやすい高さになっています。
ストーブは、電気ストーブでありながら、ロウリュのできるストーブとなっており、旅館での運用を考えて導入しました。Wi-fiでの操作やスケジュール機能が搭載されていたり、側面の温度が上がりにくく安全で運用力のある「TYLO」のSENSE ELITEをtotonoüにて設置していただきました。




バレルサウナでのロウリュから、井戸水掛け流しの水風呂、そして縁側での半外気浴。朝起きて、朝陽を浴びながらのそれは、きっと誰もがととのうこと間違いなし。

SELECT MEMBER

クライアント:株式会社 紀伊乃国屋
北欧サウナの輸入・販売:totonoü
サウナプロデュース:株式会社〆